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【将来有望】培える能力が絶大すぎる!粘土遊びをさせるねらいについて徹底解説

「粘土遊びって子供が好きだけど汚れるからなるべくさせたくないな......。」

「粘土遊びをさせると子供にとってどんないい影響があるんだろう。」

わたしも3歳になる子供がいて粘土遊びが大好きなんですが、部屋も服も汚れるし一緒にやらないと怒り出すわで粘土で遊ばせることがちょっと憂鬱になっていました。

しかし、調べてみると粘土遊びって子供にとっていい影響しかないということが判明したんです!

結論からいって粘土遊びをさせないことは損です。

この記事では

  • 粘土遊びをするねらいや培える能力について
  • 年齢別の粘土の楽しみ方
  • 粘土遊びのアイデア

を紹介します。

ぜひ最後までお読みください!

粘土遊びをするねらいや培える能力について

子供が培うことが出来る能力について驚くほど沢山ありました。

  1. 創造力
  2. 手先の器用
  3. 色彩感覚
  4. 集中力
  5. 思考力

順番に解説していきます

1.形が変わることで創造力が鍛えられる

創造力とは「独自の方法で、新しい何かを創り出す力」のこと。

粘土以外にもダンボールやビーズなどの小物を使って作品を完成させたり、好きなものを作ることで養うことが出来ます。

創造力が鍛えられると大人になったときに、新しい価値を生み出していく = 価値を想像していく能力が高まります。

2.感触を楽しんで手先を器用にする

小さいものをこねたり、丸めたりと細かな作業で手先を使うことが多い粘土遊び。

上手な形をつくるには指先の力の微妙な加減も必要になるので、粘土遊びは手先が器用になり、同時に忍耐力もつくと言われています。

3.沢山の色に触れることで色彩感覚を養う

色彩感覚とは、「色を感じとる能力」「色を使いこなす能力」のこと。

色つきの粘土を触ることで沢山の色の名前を覚えたり、粘土同士を混ぜるとどんな色になるのか遊びながら色彩感覚を養うことが出来ます。

年齢を重ねれば絵の具などから自分で色をつけて、オリジナルの粘土を作ることも出来るので楽しさも増えますね!

4.作品を完成させようとすることで集中力が身につく

子供の集中力は年齢+1分と言われているようで、すぐに気が散ってしまいます。

自分が頭の中に想像しているものを頑張って作り上げようとすることで、自然と集中力は養われ、自主性も身につくのでやる気を出すことも出来ます。

5.どんな作品を作るか考えることで思考力を育む

思考力 = 考える力

なにを作ろうかな?何色を使おう?どんな形がいいかな?と色々なことを考えることで身につきます。

思考力を鍛えることで論理的に相手を納得させられるだけでなく、相手の立場も考慮に入れた対応ができる為、円滑な人間関係を築けるのでコミュニケーション能力もあがります。

何歳ごろから始めるといいの?

子供の成長もそれぞれ違いがあるので一概に何歳から〜と決めつけるのは難しいですが、商品自体に書かれている対象年齢は3歳が多い印象です。

ただ、親御さんと一緒にやる場合は1歳ごろからやらせたという声が多数。

我が家も2歳で粘土デビューしました!

小さいお子さんが安全に遊べる粘土の種類3選|メリット・デメリットも解説

最近はすごい沢山種類があってこんなにあるの?とびっくりしたんですが、粘土遊びをすると、小さいお子さんは口に入れてしまうのが不安という方もいるでしょう。

実は、口に含んでも安全な粘土が多く販売されていますので、今回は入手しやすく小さいお子さんが安心して遊べる粘土を3つご紹介します!

1.お米粘土

米粉で作られた粘土。

メリット

  • 小麦の食物アレルギーがあっても使用できる
  • 小麦粘土よりも固まりにくい
  • 100均で手に入る

デメリット

  • 放置すると固まってしまう

2.小麦粘土

小麦で作られた粘土

メリット

  • 100均で手に入る
  • 粉から粘土を手作りすることができる
  • 力が弱い子どもでも自由に遊べる
  • 焼いて保存することも可能

デメリット

  • 小麦の食物アレルギーがあると使えない
  • 手作りした場合カビが生える
  • 乾燥しやすく固くなる
  • ボロボロ落ちるので掃除が必要

3.寒天粘土

寒天で作られた粘土。

メリット

  • 伸びがよく固まりにくい
  • ボロボロしないので片付けが簡単
  • 防腐剤が不使用

デメリット

  • 値段が少し高め
  • 寒い時期だと固くなってしまう

年齢別の粘土の楽しみ方

1歳から3歳まで年齢別で遊べる、粘土の楽しみ方をそれぞれまとめました。

1歳ごろ

感覚や感触を楽しむ。

こねたり、ちぎったりして形が変わる変化だけでも良い刺激になります!

2歳ごろ

手先が器用に使えるようになってくるので、型を使ったりハサミ等でチョキチョキしたりと自分で考えて遊ぶようになってきます。

動物の粘土板で形がつくのも楽しそうです。

3歳ごろ

3歳になるとごっこ遊びを楽しむようになります。

おにぎりを作ってお弁当を作ってみたり、パン屋さんごっこをやってみたりと沢山のごっこ遊びが出来て遊びの幅が広がります。

3歳ごろになれば意思疎通が十分出来る年齢だと思うので、小麦の粉から粘土を一緒に作るのも楽しそうですね。

粘土遊びのアイデア3選

年齢によって遊び方も変わると思いますが、特に1歳から3歳の子どもたちは親御さんと一緒にやりたい!という気持ちが強いんじゃないでしょうか?

ご自身が苦痛にならずに、子どもと一緒に楽しめる粘土遊びのアイデアを集めてみましたのでご覧ください。

  • 小麦の粉から一緒に粘土を作ってみる
  • 小麦粘土はオーブンで焼いて作品作りに
  • 作品を作って別の遊びに活用する(ごっこ遊び)

1.小麦の粉から一緒に粘土を作ってみる

意思疎通が出来るようになったら、小麦の粉から水を加えてこねこねしながら粘土になる過程も1つの遊びとして取り入れてみるのはいかがでしょうか?

材料はこちら▼

  • 小麦粉 100g
  • 水 50cc〜100cc
  • 油 少々
  • 塩 少々
  • 絵の具 or 食紅

※保存する際はカビが生えてしまう場合もあるので注意

同時にパン屋さんごっこと称して粘土(パン)を作ればお子さんもきっと楽しんでくれると思います。

2.小麦粘土はオーブンで焼いて作品作りに

小麦粘土で作品を作ったらその後はオーブンで焼いて作品を残しておきましょう!

焼いたことによって作品も長持ちするようです。

参考:小麦粘土の作品をトースターで焼いて、固めて長持ちさせたい!

3.作品を作って別の遊びに活用する

前述した通りオーブンで粘土を焼けば長持ちするのでその作品をおままごとに使ったり、「〇〇ごっこがしたいから〇〇作ってみよう」といった沢山の発想が出来てワクワクしますね。

子どもの発想力は大人では想像出来ない沢山のおもしろさが引き出て来ると思うのでぜひ試してみてください!

【まとめ】粘土遊びをするねらい

粘土遊びをするねらいは感性や発想力を育むため。そして、やらないと損だというくらい培う力が沢山あるということがお分かりいただけたかと思います。

粘土遊びは掃除が大変だったり、小さいお子さんだと目が話せなかったりとデメリットはあるものの、子ども自身が吸収できる能力はそれ以上です。

習い事もやらすこともいいですが、お家でお金をかけずに楽しみながら養えるというメリットは大きいですよね。

よかったらこれを機にお子さんと粘土遊びを楽しんでみてください!

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